「長く勤めたい運送会社へ」
私自身、父が創業した会社を後継し、これまで40年以上運送業界に従事してきました。
当時の運送業界には「稼ぐために、労働超過は暗黙の了解」という風潮が残っており、
正直なところ、弊社も無茶をしてしまっていた時期もありました。
しかし昨今では、 ワークライフバランスが重視されるようになり、運送業界においても働き方改革が進められています。かつてのような長時間労働ができなくなると、当然お客様から受けられる仕事量は減り、それに伴いドライバーの給料も下げざるを得なくなる会社も増えてくるかもしれません。
私たちは、そんな時代の流れを受けて変革している真っ只中です。
荷主様にも協力いただきながら規程の労働時間内で効率良く働ける仕組みをつくり、社員の評価基準も労働時間だけではなく、生産性を重視した新しい制度に変更しています。また、社員それぞれが不自由なく安心・安全に働くためのルールや社内体制も整備してきました。
そのうえで何より大切にしたいのは、「長く勤めたい運送会社」を作っていくことです。
かつて共にトラックを走らせた仲間も年を取りました。体力も衰え、長時間の運転や重たい荷物の積み下ろしも難しくなってくるでしょう。縁あって働いてくれる仲間が、定年まで健康に活躍できる職場が運送業界にはもっと必要なのではないでしょうか。
私たちが目指すのは「社員と共に歳を重ね、成長する会社」です。そんな思いを共有して、同じ方向を向いて進んでいける方々と歩んでいきたいと考えております。
まだまだ完璧ではありませんが、これからも新しい運送会社のかたちをつくるべく挑戦してまいります。
代表取締役 廣川誠一
